そして僕は貴女に笑う



知ってるよ。
君が彼を誰より想っている事。
僕がどんなに頑張ったっても、勝ち目がない事。

でも、そんなの理不尽じゃないか。
僕だって君の事が好きなのに。
彼にだって負けないくらい。

なのに君は僕の事を少しも見てくれないなんて。

酷い話じゃないか。



「神田。胸を大きくする方法って知ってます?」
「ああん!?どういう意味だテメェ!」

二人だけの長期任務。
こんな良い機会二度とないかもしれないのに、君の瞳は相も変わらず僕を映してはくれなくて。
毒を流したくもなるじゃないか。

「え、知らないんですか?」
「知るか馬鹿野郎!大体必要ねェんだよ!」
「でもラビは胸の大きい女性が好みらしいですよ」
「……っ!?」

ホラ、すぐにそんな顔をする。
君は僕の傷を抉るのがとても上手だね。
関係ないと慌てて取り繕っても、君は嘘が下手だから。
関係なくない事くらい誰だって分かるよ。

「ラビにして貰ってなかったんですか?おかしいなぁ…」
「………何が言いたい…?」

僕が何を言うなんて分かっている癖に。
そんなに君は傷付きたいの?

「という事は神田はラビにとってその程度のヒトって事ですよね」
「っ!」

ビクリと跳ねる君の肩。
僕の傷を抉ったお返しだよ。

でも僕は君が大好きだから、ちゃんと手当てはしてあげる。

「……可哀想なユウ…」
「…………何…?」

そっと君を抱き締める。
たった一言だけでこんなにも脆くなる君は、抵抗というものを忘れてしまう。

「こんなにも傷付いている…」
「違…」
「違わないよ。ラビに愛を貰えなくて…」
「ちが…」

逆に彼は君を大切にし過ぎていたみたいだけれど。
馬鹿だね。そんな我慢、僕が君を追い詰める口実にしかならないのに。

「………ね、ユウ…」

慰めてあげるよ。


その一言で愛しいお姫様は、僕の手の中へと落ちてくる。



君の肌は柔らかくて滑らかで、一晩中でも抱いていたいくらい。
君が酷く気にしている胸だって、僕にはどの女のものよりも堪らない。

ゆっくりとそれに手を当てて、小さく動かしていくと、もどかしげに君が小さく鳴いた。

「こうすると大きくなるんですよ?」
「……いい…、もういいから……っ」

思ったよりも僕の毒は、君の奥底にまで流れ込んでいるらしい。
その事実に微笑んで、飾りをそっと口に含む。

「あ…ッんぁ…」
「……可愛い声…」

丁寧過ぎるくらいにそこを舐めれば、君の口からは甘い声が絶えず漏れて。
背筋から下にかけてぞくりと何かが走った。

「気持ち良い?ユウ…」
「……ゃ、だ…、も…そこ…ぁ…っ」
「ここだけじゃ足りませんか?」

必死に首を縦に振る君。
そんなに素直だと、逆に意地悪したくなる。

だって今君は自棄を起こしているだけだから。
相手なんて誰でも良いのだから。

もっともっと、僕を求めて。
他の誰でもない僕だけを。

「僕にどうして欲しい?ユウ」
「……ぁ…も…っと………」
「もっと?それだけじゃわからないよ?」

耳元で息を吹き掛けるように囁きかける。
その度にびくりびくりと細い躯は揺れた。

「わか…な…っ」
「分からない?何が?」

真っ赤に上気した顔と、潤んだ瞳だけで酷く煽られる。
熱い唇を啄むように僕のそれを重ねると、君は堪らなくなったかのように口を開いた。

「…初め…て、だから…わかんな……っ」
「………ああそう。ごめんね」

余程大切にされているんだね、そんな事は口が裂けても言わないけれど。
先刻よりも更に深い優越感が僕の中に生まれる。

綺麗なものを汚す快楽。
何よりも彼を出し抜いたという満足感。

堪らない。

下肢に手を伸ばし、濡れるそこを指で犯す。
生まれる水音に君の顔がこれ以上ない程赤く染まった。

「…ひぅ…ん、あ、やぁ…ァ…っ」
「もっと声出して下さい…」
「ぁぁあっ!?や、もォ…ぁあぅんっ!」

綺麗なお姫様。
従順で可愛い僕の。
僕だけの。

「…僕の名前、読んで下さいね……?」
「…ふ…ぇ…?」
「入りますから」

熱いそこにゆっくりと僕を埋めていく。
君の立てた爪が僕の背中を傷付けて、でもそれが堪らなく愛しくて。

「あっ、あれ…んっ!ぅあぁぁ…ん!」
「………っ、ユウ…っ」

君の中はとても居心地が良くて、出来るのならずっとここに居たいくらい。
徐々に躯を揺さぶっていけば、無意識なのか君の細い腰も揺れた。
それが堪らなく僕を高ぶらせる。

「…ァ、あっんぁ…ぁ…っくぅ…っ」
「……ユウ…、ユウ…っ」

涙を流し、縋り付く綺麗な綺麗な君。
どうしようもならないくらいに愛しい。

「  」

君が意識を手放す直前に、紡いだ名が誰のものであっても。



想いには想いを。
理不尽には理不尽を。

届かないのなら、叶わないのなら、いっそ総て壊してしまうのも悪くない。

彼奴にも誰にも、触れられないように。


終

戯言:何か話変わってきてる。つかこれも強制終了ですか。死
ケータイサイト2222番キリリク、ラビ神前提アレ神裏(神田女子設定)でした。
もう何か頭悪くてすみません。
ユウさんが女の子に見えないしね!死
や、でも最初僕もユウさんは女性だと思っていたクチでして。笑
ユウさん女体化はむしろ当然みたいな(殺害)
貧乳ですけど。(禁句)
ホラ第一印象が貧乳なんで…(逝ってこい)
女の子は大好きですよ苦手ですが。
というかアレンがナチュラルに黒くてすみません……(吐血)


BACK