「なー機嫌直せよ神田ー」
「うるせェ」

そんなあからさまに不機嫌にならなくても良いじゃん。
ちょっとフォローしてやっただけだろ。

そんないかにも屈辱だみたいにしなくても良いじゃん。
良くあることだろ。

「あのなァ、そんなに俺に助けられたのが気に入らねーの?」
「助けなんか借りてねェ」
「あーハイ、そうでしたね」


山程のアクマを壊して、生まれた小さな小さな隙。
敵さんはそれを目敏く見つけやがって、神田の背後に突っ込んで来た。

『神田!』
『!?』

それに逸早く気付いたのは俺で。
当然仕掛けてきやがった奴を瞬殺にしたのも俺で。

でも。


『今のは俺一人で壊せれたんだよ』

この言い様だ。

「余計な手出ししたのは謝ってんじゃん。いい加減機嫌直せって」
「るせェ」

進めていく足取りは、いつにも増して虫の居所が悪い時のそれ。
溜息を一つ吐いて、静かに怒る背中を見る。

「……どうせまた守っちまうよ」

お前を何より良く見ているから。
お前を誰より守りたいから。

俺がお前の後ろに居続ける限り。
お前と共に戦い続ける限り。

お前の背中を守る役目は、俺のものにさせてくれ。


終

戯言:デイシャ×神田でした……。
これもタイムリ(殺害)
めっちゃ短いですが…
デイシャー。てかユウたーん。(オイ)
嗚呼あの頃は良かったなぁ…(何)
ジャンプにユウたんがいるんだもんなぁ…死


BACK